花が咲く頃にいた君と
買い主の気持ち
その日に噂は、学校中を巡り巡って


あたしの元に帰ってきた。


「ちょっとあんた、顔貸しな」



昼休みパック牛乳を飲みながら、廊下をあるいていると、いきなりボサボサのポニーテールを引っ張られた。



いつも通り、4人で食べるつもりだったのに


あの野郎共にかっ拐われて、あたしは奴等のパシリをさせられた。



売店に向かう途中で、あたしは奴等の親衛隊なる過激派に捕まった。



そのまま、どことも分からない教室へぶちこまれ、罵声と共にフルボッコ。



痛いのなんのってもんじゃなかった。



けどあたしだって、ただでやられるつもりは無いし、無駄に貯まって、イライラを発散させるべく、女どもを蹴散らした。



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