≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
「入院の患者さんについては
2Fのナースステーションに行って
お尋ねください」
とだけ言うと さっさと カルテを取って
奥に引っ込んでしまった
「あっ・・・」
『ナースステーションって?』って
尋ねようと思ったが その女性は
そんな スキさえ与えてはくれなかった
仕方がない・・・
オレはとりあえず 階段で2Fに上がった
『ナースステーション』
階段を上がると 上りきったその正面に
こんなにわかりやすく 大きな文字で書かれた
ナースステーション という所は あった
「すみません!」
声をかけると 今度はさっきのカンジ悪い女とは
うってかわって ニコニコ顔の ナースが
応えてくれた
「あらぁ 南校の生徒さん?」
オレのジャージを見れば 誰でも一瞬にして
南校の生徒だと 判別はつくだろう・・
「はい・・・あのぉ・・・
昨日の夜 ここに 南校の女子が入院した
はずなんですけど・・・」
「昨日・・・?
今朝だったら 北山市の救急病院から
転院してきた子なら居るけど!」
「あっ 多分そうです 昨日オレたち北山市の
はずれの 竜尾山で 登山があったんです
そいつ そこで怪我して・・・あっ・・
名前は ハルナ! 浅川 春菜です!!」
そういうと ナースは プッと吹き出し
「カノジョ?」
と言った
オレは 顔から火がでるほど 真っ赤になったのが
自分でもよく分かった
2Fのナースステーションに行って
お尋ねください」
とだけ言うと さっさと カルテを取って
奥に引っ込んでしまった
「あっ・・・」
『ナースステーションって?』って
尋ねようと思ったが その女性は
そんな スキさえ与えてはくれなかった
仕方がない・・・
オレはとりあえず 階段で2Fに上がった
『ナースステーション』
階段を上がると 上りきったその正面に
こんなにわかりやすく 大きな文字で書かれた
ナースステーション という所は あった
「すみません!」
声をかけると 今度はさっきのカンジ悪い女とは
うってかわって ニコニコ顔の ナースが
応えてくれた
「あらぁ 南校の生徒さん?」
オレのジャージを見れば 誰でも一瞬にして
南校の生徒だと 判別はつくだろう・・
「はい・・・あのぉ・・・
昨日の夜 ここに 南校の女子が入院した
はずなんですけど・・・」
「昨日・・・?
今朝だったら 北山市の救急病院から
転院してきた子なら居るけど!」
「あっ 多分そうです 昨日オレたち北山市の
はずれの 竜尾山で 登山があったんです
そいつ そこで怪我して・・・あっ・・
名前は ハルナ! 浅川 春菜です!!」
そういうと ナースは プッと吹き出し
「カノジョ?」
と言った
オレは 顔から火がでるほど 真っ赤になったのが
自分でもよく分かった