≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
樹花の霊能力
オレは 樹花のそんな言葉に驚いた
・・・というよりは 固まった
今まで ふざけて 言ってきたヤツは何人かいる
しかし こんなにマジモードで
突っ込んできたヤツはいない
「・・・なんで?
・・・樹花ちゃん そんなのに興味あるんだ」
「興味・・・っていうか・・・
私 見たりするんです!・・・時々ですけど・・
なので 金縛りとかも多くて 何度か
両親に『除霊』とかしに お寺みたいな所に
行ったこととかあるんです」
『結構 本格的だなぁ・・・』
「・・・で オレになんか憑いてるの?」
樹花は オレをじっと見た
「いいえ 何も見えません・・・
でも・・・ なんとなく分かるんです
さっきから あんなにヒトが沢山居て
うるさくて 私10分くらいで
いつも 具合が悪くなるんですけど
奥村さんが 隣に居てくれて なんだか
こう・・・ 具合悪くならずにすんでて
その・・・安心出来て・・・」
と そこまで言うと 樹花は顔を真っ赤にした
「あっ!!あのっ! コレ新手の『逆ナン』とかじゃ
ないですから! ごめんなさい!本当に
違ってたら・・・私 よく『天然』って言われてて
あの・・・」
樹花の 真面目さとひたむきさは
オレの心も素直にさせた
「霊感・・・強いと思うよ・・オレ」
そう言うと 樹花は嬉しそうに笑った
「そうですよねっ!やっぱりそうですよね!
良かった~ 話しが通じて!」
・・・というよりは 固まった
今まで ふざけて 言ってきたヤツは何人かいる
しかし こんなにマジモードで
突っ込んできたヤツはいない
「・・・なんで?
・・・樹花ちゃん そんなのに興味あるんだ」
「興味・・・っていうか・・・
私 見たりするんです!・・・時々ですけど・・
なので 金縛りとかも多くて 何度か
両親に『除霊』とかしに お寺みたいな所に
行ったこととかあるんです」
『結構 本格的だなぁ・・・』
「・・・で オレになんか憑いてるの?」
樹花は オレをじっと見た
「いいえ 何も見えません・・・
でも・・・ なんとなく分かるんです
さっきから あんなにヒトが沢山居て
うるさくて 私10分くらいで
いつも 具合が悪くなるんですけど
奥村さんが 隣に居てくれて なんだか
こう・・・ 具合悪くならずにすんでて
その・・・安心出来て・・・」
と そこまで言うと 樹花は顔を真っ赤にした
「あっ!!あのっ! コレ新手の『逆ナン』とかじゃ
ないですから! ごめんなさい!本当に
違ってたら・・・私 よく『天然』って言われてて
あの・・・」
樹花の 真面目さとひたむきさは
オレの心も素直にさせた
「霊感・・・強いと思うよ・・オレ」
そう言うと 樹花は嬉しそうに笑った
「そうですよねっ!やっぱりそうですよね!
良かった~ 話しが通じて!」