≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
階段を 2人で上がり 突き当たりの
オレの 部屋に入った
そこまで 坂本は 終始無言だった
部屋に入り 坂本は ようやく口を開いた
「昨日・・・ハルちゃんのお見舞い
行ったんだってな」
坂本は 朱色の格子柄でデザインされた
白いシャツを 脱いで 黒いTシャツだけになった
『やっぱり そこまで聞いてたんだ・・・』
オレにとっても 最もイヤな 話題だった
「・・・」
「ハルちゃん 昨日 泣きながら リンコに
電話かけてきたんだって・・・
お前に 嫌われた・・・って」
もし これが ほんのちょっとの
スレ違いで起きた 『痴話ゲンカ』なら
オレは 迷わずこの場で ハルに電話かメールしてる
『キライになるわけ・・・ないだろう』って
「キライになったワケじゃないけど・・・
今は・・会えないんだ」
「なんで?」
その『なんで?』に オレはどう答えたらいいのか
「なんてゆーか・・・ちょっと 重くなった・・・」
「ふーん・・・」
オレの 部屋に入った
そこまで 坂本は 終始無言だった
部屋に入り 坂本は ようやく口を開いた
「昨日・・・ハルちゃんのお見舞い
行ったんだってな」
坂本は 朱色の格子柄でデザインされた
白いシャツを 脱いで 黒いTシャツだけになった
『やっぱり そこまで聞いてたんだ・・・』
オレにとっても 最もイヤな 話題だった
「・・・」
「ハルちゃん 昨日 泣きながら リンコに
電話かけてきたんだって・・・
お前に 嫌われた・・・って」
もし これが ほんのちょっとの
スレ違いで起きた 『痴話ゲンカ』なら
オレは 迷わずこの場で ハルに電話かメールしてる
『キライになるわけ・・・ないだろう』って
「キライになったワケじゃないけど・・・
今は・・会えないんだ」
「なんで?」
その『なんで?』に オレはどう答えたらいいのか
「なんてゆーか・・・ちょっと 重くなった・・・」
「ふーん・・・」