≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
他人が『オレ』という自分と一緒に居たいというのは
オレのどこがそんなにいいのかはよく分からないが
嬉しい…というか
ホッとする
「それは分かってるよ!
でも 『好きな人』と一緒にいられるならなんでもイイんだよ
デートでも 授業でも 部活でも 登山でも…
まぁ 部活の場合は ヒカルが野球部入ってすぐやめちゃったから
マネージャーやってた私も つまんなくなってやめたけどねぇ…」
ヤな事思い出した
野球部かぁ… 1ヶ月だけやったっけ…
オレは 高校1年くらいの時から
特に『団体競技』はニガテになっていた
例えば『野球』・・・
オレがライトを守っているとする
打球がライトとセンターの間めがけて飛んできたので
ボールの着地点まで走る
ボールを追いかけながら走ると
人の『気配』だけで誰がボールを取るか
一瞬で判断しなければならない
オレより先に『そいつ』が
ボールに追いつきそうだったから
「頼む!」
って言ったのに
『そいつ』ボール取らなくて・・・
もちろん ボールは悠々と地面に着地
センターを見るとセンターを守っていた奴は
全然動いてなくて
『それ 落とすか?』
ときた
オレが頼んだ『そいつ』とは
人間じゃなかったってわけ
そんな混乱が多くなってきて
オレには『ヘタクソ』の烙印が捺された
オレは いつも球拾いの係だった
オレのどこがそんなにいいのかはよく分からないが
嬉しい…というか
ホッとする
「それは分かってるよ!
でも 『好きな人』と一緒にいられるならなんでもイイんだよ
デートでも 授業でも 部活でも 登山でも…
まぁ 部活の場合は ヒカルが野球部入ってすぐやめちゃったから
マネージャーやってた私も つまんなくなってやめたけどねぇ…」
ヤな事思い出した
野球部かぁ… 1ヶ月だけやったっけ…
オレは 高校1年くらいの時から
特に『団体競技』はニガテになっていた
例えば『野球』・・・
オレがライトを守っているとする
打球がライトとセンターの間めがけて飛んできたので
ボールの着地点まで走る
ボールを追いかけながら走ると
人の『気配』だけで誰がボールを取るか
一瞬で判断しなければならない
オレより先に『そいつ』が
ボールに追いつきそうだったから
「頼む!」
って言ったのに
『そいつ』ボール取らなくて・・・
もちろん ボールは悠々と地面に着地
センターを見るとセンターを守っていた奴は
全然動いてなくて
『それ 落とすか?』
ときた
オレが頼んだ『そいつ』とは
人間じゃなかったってわけ
そんな混乱が多くなってきて
オレには『ヘタクソ』の烙印が捺された
オレは いつも球拾いの係だった