≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
そうだった
日村令子が『オレ以外』の奴らにも見えてるのかどうか
確かめたかったんだった!
やっぱ、てっとり早いのって…
「ハル…、あのさぁ…」
また、5秒の沈黙
「なに?」
ぶっきらぼうに返ってきた
「今度きた教育実習生でさ、ひ…ひむら…」
「あぁ、日村令子先生?」
「う、うん。そうそう、その先生…」
突然、ハルの表情が変わった
「え~、やっぱりなぁ…
ヒカルもタイプなんだぁ
『キレイなお姉さん』って、カンジだもんね、日村先生!
うちの3組でも、男子がスゴイ騒いでるよ
そのうちファンクラブでも出来るんじゃない?
…なに?ヒカルも日村先生のファンクラブ、入りたいの?」
ハルはやっと、オレを見たが
その目は少し睨んでいた
「あ、いや、オレは違うよ!」
慌てて反論
「でっ、でもさっ、そうなんだよ~
1組でもみんなが騒いでるからさぁ…
どんな先生なんだろうなぁ…って
ちょっとハルにきいてみたかっただけなんだ…」
そういうと、ハルは目を丸くして
「えっ?日村先生知らないの?
ヒカルって、やっぱりなんか他の人たちと『ズレ』てるよね
でもまぁ、そこが、私は好きなんだけどネ!」
ハルの機嫌が戻ってきた
「あっ、ほら!あの先生だよ。日村先生って!」
日村令子が『オレ以外』の奴らにも見えてるのかどうか
確かめたかったんだった!
やっぱ、てっとり早いのって…
「ハル…、あのさぁ…」
また、5秒の沈黙
「なに?」
ぶっきらぼうに返ってきた
「今度きた教育実習生でさ、ひ…ひむら…」
「あぁ、日村令子先生?」
「う、うん。そうそう、その先生…」
突然、ハルの表情が変わった
「え~、やっぱりなぁ…
ヒカルもタイプなんだぁ
『キレイなお姉さん』って、カンジだもんね、日村先生!
うちの3組でも、男子がスゴイ騒いでるよ
そのうちファンクラブでも出来るんじゃない?
…なに?ヒカルも日村先生のファンクラブ、入りたいの?」
ハルはやっと、オレを見たが
その目は少し睨んでいた
「あ、いや、オレは違うよ!」
慌てて反論
「でっ、でもさっ、そうなんだよ~
1組でもみんなが騒いでるからさぁ…
どんな先生なんだろうなぁ…って
ちょっとハルにきいてみたかっただけなんだ…」
そういうと、ハルは目を丸くして
「えっ?日村先生知らないの?
ヒカルって、やっぱりなんか他の人たちと『ズレ』てるよね
でもまぁ、そこが、私は好きなんだけどネ!」
ハルの機嫌が戻ってきた
「あっ、ほら!あの先生だよ。日村先生って!」