≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
宿泊先へ到着するまで、ハルとはあまり会話はなかった
というより、やはり高校生活最後の締めくくりだけあって
結構キツイ山道のジャブに 完全に
『やられた』オレ達だった
それでも ハルは
「一緒に居られただけでいい」
と、ほぼ、最後はオレに自分のリュックを担がせたくせに
えらそーに言っていた
皆で夕飯のカレーを作った
勿論 ゴハンは『飯ごう炊飯』だ
夕食が終わり、ほぼ1時間の自由行動のあと
この夜のメインイベント
キャンドルサービスだ
うちの学校恒例の行事らしい
ここで、3年のオレたちは
『卒業後の抱負』や
『3年間の思い出』や
『残された高校生活の過ごし方』
なんかを言わされる
こんな灯りもほとんどない山中で
生徒一人につき 1本 ローソクが渡され
喋った奴は自分のローソクを吹き消す事になっている
ほとんどの女子は
このコテコテのシチュエーションに
『泣いてしまう』らしい…
と、オレの班の班長 太田がカレーを掻き込みながら説明していた
ようやく キャンドルサービスまでの自由時間
オレにとっては、良い睡眠時間になりそうだけど
ハルと過ごす約束だ
というより、やはり高校生活最後の締めくくりだけあって
結構キツイ山道のジャブに 完全に
『やられた』オレ達だった
それでも ハルは
「一緒に居られただけでいい」
と、ほぼ、最後はオレに自分のリュックを担がせたくせに
えらそーに言っていた
皆で夕飯のカレーを作った
勿論 ゴハンは『飯ごう炊飯』だ
夕食が終わり、ほぼ1時間の自由行動のあと
この夜のメインイベント
キャンドルサービスだ
うちの学校恒例の行事らしい
ここで、3年のオレたちは
『卒業後の抱負』や
『3年間の思い出』や
『残された高校生活の過ごし方』
なんかを言わされる
こんな灯りもほとんどない山中で
生徒一人につき 1本 ローソクが渡され
喋った奴は自分のローソクを吹き消す事になっている
ほとんどの女子は
このコテコテのシチュエーションに
『泣いてしまう』らしい…
と、オレの班の班長 太田がカレーを掻き込みながら説明していた
ようやく キャンドルサービスまでの自由時間
オレにとっては、良い睡眠時間になりそうだけど
ハルと過ごす約束だ