≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
滑り台の上から 下を見ると かなり長く急斜面の滑り台に見えた
「兄貴 俺ちょっとコワイかも…」
「男が何言ってんだよ 兄ちゃんが先に行くからお前は 俺が滑り終わってから滑るんだぞ
分かった?」
「うん でも…やっぱりコワイから 俺は階段から下りるよ」
そう言って階段を振り返ると 階段は順番待ちの子供達でびっちり詰まっており
とても階段を下りられる状況ではなかった
「兄貴… マジ怖いって!やめようよ!」
「大丈夫だ!って 俺が先だから!
もし 俺がケガしたら お前母さんの事手伝ってやってくれよ!
母さん俺の事で随分苦労かけたから 楽になってもらいたいんだ」
「だったらやめようよ! 一緒に家に帰ろう!
「いや 俺は滑らなきゃいけないんだ 約束したんだ」
「約束?誰に?」
「いいから 俺もう行くぞ!あとは頼んだぞ!
母さんだけじゃない 他の人たちの事も おまえがやれよ!」
「兄貴!待って!他の人たちって・・・」
圭治は 滑り台を滑ったが地面になかなか到着しなかった
『この滑り台はどこにつながっているんだろう』
地面はしっかり見えているのに 圭治はもうどこにも見あたらない
「あにきーーーーーっ」
大声で呼んでも 返事がない
剛の後ろで順番待ちをしている 子供たちが剛を押し出した
「待って!押さないで!この滑り台危ないんだ!俺の兄さんも戻ってこないんだ!
みんな階段から下りよう!」
剛は子供達に必死に訴えたが 誰も聞こうとしない
「どうしよう・・・」
剛は斜面を見た
『ここから降りるしかないのか・・・』
剛は覚悟を決めた
「兄貴 俺ちょっとコワイかも…」
「男が何言ってんだよ 兄ちゃんが先に行くからお前は 俺が滑り終わってから滑るんだぞ
分かった?」
「うん でも…やっぱりコワイから 俺は階段から下りるよ」
そう言って階段を振り返ると 階段は順番待ちの子供達でびっちり詰まっており
とても階段を下りられる状況ではなかった
「兄貴… マジ怖いって!やめようよ!」
「大丈夫だ!って 俺が先だから!
もし 俺がケガしたら お前母さんの事手伝ってやってくれよ!
母さん俺の事で随分苦労かけたから 楽になってもらいたいんだ」
「だったらやめようよ! 一緒に家に帰ろう!
「いや 俺は滑らなきゃいけないんだ 約束したんだ」
「約束?誰に?」
「いいから 俺もう行くぞ!あとは頼んだぞ!
母さんだけじゃない 他の人たちの事も おまえがやれよ!」
「兄貴!待って!他の人たちって・・・」
圭治は 滑り台を滑ったが地面になかなか到着しなかった
『この滑り台はどこにつながっているんだろう』
地面はしっかり見えているのに 圭治はもうどこにも見あたらない
「あにきーーーーーっ」
大声で呼んでも 返事がない
剛の後ろで順番待ちをしている 子供たちが剛を押し出した
「待って!押さないで!この滑り台危ないんだ!俺の兄さんも戻ってこないんだ!
みんな階段から下りよう!」
剛は子供達に必死に訴えたが 誰も聞こうとしない
「どうしよう・・・」
剛は斜面を見た
『ここから降りるしかないのか・・・』
剛は覚悟を決めた