≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
三界万霊
オレは 先ほどから
そこに何故そんな文字が刻まれているのか分からなかった
「奥村くん 覚えているかしら『三界』のこと」
『そう言えば 坂本が入院している時 談話室で教えてもらったような』
「確か・・・『天界』『人界』『地界』・・・だったと」
オレはうろ覚えながらよく覚えてたなと 自分でも意外に驚いた
「その通りよ これからする供養はね
『天界』『人界』『地界』の3つの世界に作用させる
ものすごく大きな供養になるの
これは『供養』の最終段階 即ち今までに起こってきた
この場所での『霊的事象』
更にはそれに『関わらずを得なかった』霊的関係者によって行われるの
そして この『三界万霊』は
その供養者を最後に 全ての『因縁』を断ち切る事の出来る『供養』よ
だから これから生まれてくる『子孫』に対して『霊的』におびやかされる事は
なくなるということなの」
オレ以外の5人も 日村先生の言葉を聞いて頷いていた 皆
『三界万霊』
がどういうことなのかを 再確認しているようだった
ブウウゥゥゥゥ・・・ン・・・
そこに 1台のシルバーの車がやって来た
車は オレ達の乗ってきたバンの隣に停まると エンジンを切った
車の側には すでに中道さんと島田さんが向かっていた
中からは 老夫婦らしき2組が降りてきて 中道さんと島田さん2人の案内でこちらへ向かってきた
「きょうはぁ… 朝からすいません!」
老夫婦の 少し若い方の男性が日村先生に話しかけた
「いいえ こちらこそ… よくお越し頂きました」
日村先生は その老人達に頭を下げた
「いやいや こちらこそお世話になります」
老夫婦は4人とも 深々とおじぎをした
『この方たちは 一体誰の親戚なんだ・・・?』
そこに何故そんな文字が刻まれているのか分からなかった
「奥村くん 覚えているかしら『三界』のこと」
『そう言えば 坂本が入院している時 談話室で教えてもらったような』
「確か・・・『天界』『人界』『地界』・・・だったと」
オレはうろ覚えながらよく覚えてたなと 自分でも意外に驚いた
「その通りよ これからする供養はね
『天界』『人界』『地界』の3つの世界に作用させる
ものすごく大きな供養になるの
これは『供養』の最終段階 即ち今までに起こってきた
この場所での『霊的事象』
更にはそれに『関わらずを得なかった』霊的関係者によって行われるの
そして この『三界万霊』は
その供養者を最後に 全ての『因縁』を断ち切る事の出来る『供養』よ
だから これから生まれてくる『子孫』に対して『霊的』におびやかされる事は
なくなるということなの」
オレ以外の5人も 日村先生の言葉を聞いて頷いていた 皆
『三界万霊』
がどういうことなのかを 再確認しているようだった
ブウウゥゥゥゥ・・・ン・・・
そこに 1台のシルバーの車がやって来た
車は オレ達の乗ってきたバンの隣に停まると エンジンを切った
車の側には すでに中道さんと島田さんが向かっていた
中からは 老夫婦らしき2組が降りてきて 中道さんと島田さん2人の案内でこちらへ向かってきた
「きょうはぁ… 朝からすいません!」
老夫婦の 少し若い方の男性が日村先生に話しかけた
「いいえ こちらこそ… よくお越し頂きました」
日村先生は その老人達に頭を下げた
「いやいや こちらこそお世話になります」
老夫婦は4人とも 深々とおじぎをした
『この方たちは 一体誰の親戚なんだ・・・?』