≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
「知るは煩悩…でしかないですね。オレはみんなが凄いと思う。
確かにオレはふだん色んな霊をみるけど
それは見えるからどうにかしたいと思えるけど
それでも、見えてないみんなの方がよほど意味のある事をしているなんて
オレ、なんか恥ずかしいですよ。」
オレのボソッと言った言葉に車内のみんながクスッと笑ってくれた。
「奥村君・・・」
瞬間 先生が視線を合わせてきた
「はい・・・・」
ふいに見られてドキッとする
「『知るが煩悩 知らぬが仏』・・・
中途半端に『知る』から人間は悩み苦しむ
でも『何も知らない』でいれば『仏様』のように平然とした顔でいられる…
この諺は 『自分だけが何も知らないで平然としている人のこと』を嘲って
言っている言葉だけど
あなたは・・・
いつまでも『そう』ではいけないのよ」
「はい… すいません…」
もう少し自覚を持てということだろう
「誰でも 何かを『知れ』ば その事が『良い事』でも『悪い事』でも心が乱れるわ
『良い事』であれば 『浮き足立ち 不幸な人からは妬みをかう』
『悪い事』であれば 『落ち込み 他人を羨み憎む』
人は『何か』の事象により それを『良い事』と思ったり『悪い事』と思ったりする
それをまた 『他の誰か』に与えようとする
『良い事』も『悪い事』も両方ね
それを『発生』させることが『因』
『発生』させたモノが表面に結果となって表れるものが『果』
そして『自分が起こした事』は必ず自分に『返ってくる』それが『応報』
そして それは一旦始まったら止まるところを知らない
ずっと・・・果てしなく ずっと繰り返されるの
もし 自分が生きている間に発した『因果』は 時代を超え
今度は 次の『子孫』へと引き継がれる・・・
だから 仏教の『祖』である『釈迦』はこうおっしゃってるわ」
- 『良い事』も『悪い事』もしないでおきなさい
自分がしたことは必ず 『何か』を『生じ』させる
しかし 人はどちらもしないでいる事は出来ないだろう・・・
ならばせめて『良い事』をしなさい
『悪い事』をすると 後で『悔い』が残る -
『良い事も悪い事もしないでいたら 生きてないのと同じだ』
確かにオレはふだん色んな霊をみるけど
それは見えるからどうにかしたいと思えるけど
それでも、見えてないみんなの方がよほど意味のある事をしているなんて
オレ、なんか恥ずかしいですよ。」
オレのボソッと言った言葉に車内のみんながクスッと笑ってくれた。
「奥村君・・・」
瞬間 先生が視線を合わせてきた
「はい・・・・」
ふいに見られてドキッとする
「『知るが煩悩 知らぬが仏』・・・
中途半端に『知る』から人間は悩み苦しむ
でも『何も知らない』でいれば『仏様』のように平然とした顔でいられる…
この諺は 『自分だけが何も知らないで平然としている人のこと』を嘲って
言っている言葉だけど
あなたは・・・
いつまでも『そう』ではいけないのよ」
「はい… すいません…」
もう少し自覚を持てということだろう
「誰でも 何かを『知れ』ば その事が『良い事』でも『悪い事』でも心が乱れるわ
『良い事』であれば 『浮き足立ち 不幸な人からは妬みをかう』
『悪い事』であれば 『落ち込み 他人を羨み憎む』
人は『何か』の事象により それを『良い事』と思ったり『悪い事』と思ったりする
それをまた 『他の誰か』に与えようとする
『良い事』も『悪い事』も両方ね
それを『発生』させることが『因』
『発生』させたモノが表面に結果となって表れるものが『果』
そして『自分が起こした事』は必ず自分に『返ってくる』それが『応報』
そして それは一旦始まったら止まるところを知らない
ずっと・・・果てしなく ずっと繰り返されるの
もし 自分が生きている間に発した『因果』は 時代を超え
今度は 次の『子孫』へと引き継がれる・・・
だから 仏教の『祖』である『釈迦』はこうおっしゃってるわ」
- 『良い事』も『悪い事』もしないでおきなさい
自分がしたことは必ず 『何か』を『生じ』させる
しかし 人はどちらもしないでいる事は出来ないだろう・・・
ならばせめて『良い事』をしなさい
『悪い事』をすると 後で『悔い』が残る -
『良い事も悪い事もしないでいたら 生きてないのと同じだ』