≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
という可愛らしい声と共に出てきたのは
山田氏の 娘さんだった 歳はまだ15才だ
「おはようございます どうぞ!」
そう言って 広い玄関の中に日村先生とオレを招き入れた
玄関へ入ると 正面奥の部屋から 山田氏が出てきて玄関へ向かって廊下を歩いてきた
あの会社での『カタブツ』は 薄いピンクのシャツに白いベストを着た姿は
ただのゴルフ好きの『おじさん』と言ったカンジだった
「おぉ!いらっしゃい!」
「ご無沙汰してます!」
オレを笑顔で出迎えると 次に日村先生に山田氏は目をやった
「あぁ あなたが奥村… 奥村君の『霊』の先生ですか!
…いや お若いからビックリしましたよ
もっと『仙人』のような人が来るかと思っていましたよ
ハハハハハ・・・・」
オレは 会社に居た時のように山田氏に合わせて愛想笑いをした
日村先生はというと 当然そんなのは『無視』だった
日村先生は用意されたスリッパを履くと 娘さんの誘導で
さっさと廊下を歩いて行った
オレも 先生の後を慌てて追った
そのままオレたちは 正面のリビングに通された
リビングの天井に近い所に『神棚』が取り付けられていた
神棚に 緑々とした『サカキ』が備えてあり
まさに『信心深さ』を強調しているかのようだった
リビングを入ってすぐ左手には和室があり
そこの『床の間』には仏壇があった
仏壇には きちんと『お供え物』がしてありお水もあげてあった
山田さんは大きな3人掛け用のソファーに 日村先生とオレを座らせると
その対面にある 1人掛け用のソファーに深々と腰を下ろした
「いや~ 私はこういうのは『キチン』としとかんと『好かん』のですよ!」
山田氏は 日村先生とオレが
神棚と仏壇にチラチラと目をやったのを見てそう言った
「それで… 相談って 娘さんの事でしたよね」
山田氏の 娘さんだった 歳はまだ15才だ
「おはようございます どうぞ!」
そう言って 広い玄関の中に日村先生とオレを招き入れた
玄関へ入ると 正面奥の部屋から 山田氏が出てきて玄関へ向かって廊下を歩いてきた
あの会社での『カタブツ』は 薄いピンクのシャツに白いベストを着た姿は
ただのゴルフ好きの『おじさん』と言ったカンジだった
「おぉ!いらっしゃい!」
「ご無沙汰してます!」
オレを笑顔で出迎えると 次に日村先生に山田氏は目をやった
「あぁ あなたが奥村… 奥村君の『霊』の先生ですか!
…いや お若いからビックリしましたよ
もっと『仙人』のような人が来るかと思っていましたよ
ハハハハハ・・・・」
オレは 会社に居た時のように山田氏に合わせて愛想笑いをした
日村先生はというと 当然そんなのは『無視』だった
日村先生は用意されたスリッパを履くと 娘さんの誘導で
さっさと廊下を歩いて行った
オレも 先生の後を慌てて追った
そのままオレたちは 正面のリビングに通された
リビングの天井に近い所に『神棚』が取り付けられていた
神棚に 緑々とした『サカキ』が備えてあり
まさに『信心深さ』を強調しているかのようだった
リビングを入ってすぐ左手には和室があり
そこの『床の間』には仏壇があった
仏壇には きちんと『お供え物』がしてありお水もあげてあった
山田さんは大きな3人掛け用のソファーに 日村先生とオレを座らせると
その対面にある 1人掛け用のソファーに深々と腰を下ろした
「いや~ 私はこういうのは『キチン』としとかんと『好かん』のですよ!」
山田氏は 日村先生とオレが
神棚と仏壇にチラチラと目をやったのを見てそう言った
「それで… 相談って 娘さんの事でしたよね」