≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
「・・・ひっく・・・ひっく」
ヒカルは 泣き声を止めるのに精一杯で
女性の問いかけには
頷くことしか出来なかった
「そうなの・・・困ったわねぇ・・
誰かと一緒だったの?」
「・・・お・・じい・・ちゃ・・」
「そう・・おじいちゃんと一緒だったの
もう 先に行かれたのかしら?
おばさんと一緒に来る?」
ヒカルは幼いながらも
天の助けだと思った
『これでボクも おじいちゃんの所へ行ける!』
ヒカルは 嬉しくなった
やっとおじいちゃんに会えるのだ
ヒカルは泣いていたことも忘れ
その女性に手をつないでもらい歩いた
しばらく歩いて ヒカルは呟いた
「おじいちゃん・・・怒らないよね・・・」
「どうして?」
「だって・・・さっきね・・・
ボクに『来ちゃ行けない』って・・・
でも だいじょうぶだよね!」
それを ヒカルから聞くと
女性は立ち止まった
「あなた まさか・・・
あぁ 私は大変なことをするところだったわ
ボク… おばさんやっぱり
あなたと一緒には行けないわ
さっ ここでお別れよ
おうちへ帰りなさい」
そう言って 女性は
ヒカルの手を放した
「いやだ!!ボクも一緒に行く!連れていって!」
ヒカルは 泣き声を止めるのに精一杯で
女性の問いかけには
頷くことしか出来なかった
「そうなの・・・困ったわねぇ・・
誰かと一緒だったの?」
「・・・お・・じい・・ちゃ・・」
「そう・・おじいちゃんと一緒だったの
もう 先に行かれたのかしら?
おばさんと一緒に来る?」
ヒカルは幼いながらも
天の助けだと思った
『これでボクも おじいちゃんの所へ行ける!』
ヒカルは 嬉しくなった
やっとおじいちゃんに会えるのだ
ヒカルは泣いていたことも忘れ
その女性に手をつないでもらい歩いた
しばらく歩いて ヒカルは呟いた
「おじいちゃん・・・怒らないよね・・・」
「どうして?」
「だって・・・さっきね・・・
ボクに『来ちゃ行けない』って・・・
でも だいじょうぶだよね!」
それを ヒカルから聞くと
女性は立ち止まった
「あなた まさか・・・
あぁ 私は大変なことをするところだったわ
ボク… おばさんやっぱり
あなたと一緒には行けないわ
さっ ここでお別れよ
おうちへ帰りなさい」
そう言って 女性は
ヒカルの手を放した
「いやだ!!ボクも一緒に行く!連れていって!」