≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
別に 自分の家が見えているわけでも
お母さんがいるわけでもない
ただ 眩しい光を見ているだけだが
そこへ行けば 自分の居場所があるという事だけは
分かった
『だいじょうぶ!』
ヒカルは なんだかそう思えた
「おねえちゃん!ありがとう!」
ヒカルは そう言って
光の方向へ走って行った
「バイバイ『ヒカルくん』」
ヒカルは自分の名前を呼ばれ
嬉しくなって
「バイバイ・・・」
と振り返ったが
もう そこには2人の姿は見えなかった
でも ヒカルは平気だった
ここに行けば この『光』に入りさえすれば
大丈夫!
ヒカルは 一気に光りの中へ飛び込んだ
ピッ ピッ
何か機械の音が聞こえた
目を開くと 白い天井が見えた
「先生!意識が戻りました!!」
「ヒカルくーん 分かるかなぁ
ここはね病院だからね
心配ないよー
どこかイタイところとかない?」
ヒカルは まだぼーっとしている
白い上着を着たおじさんが
ヒカルに何やら話しかけている
「親御さん呼んできて」
そのおじさんが 『お医者さん』であることが
ヒカルにも次第にわかってきた
お母さんがいるわけでもない
ただ 眩しい光を見ているだけだが
そこへ行けば 自分の居場所があるという事だけは
分かった
『だいじょうぶ!』
ヒカルは なんだかそう思えた
「おねえちゃん!ありがとう!」
ヒカルは そう言って
光の方向へ走って行った
「バイバイ『ヒカルくん』」
ヒカルは自分の名前を呼ばれ
嬉しくなって
「バイバイ・・・」
と振り返ったが
もう そこには2人の姿は見えなかった
でも ヒカルは平気だった
ここに行けば この『光』に入りさえすれば
大丈夫!
ヒカルは 一気に光りの中へ飛び込んだ
ピッ ピッ
何か機械の音が聞こえた
目を開くと 白い天井が見えた
「先生!意識が戻りました!!」
「ヒカルくーん 分かるかなぁ
ここはね病院だからね
心配ないよー
どこかイタイところとかない?」
ヒカルは まだぼーっとしている
白い上着を着たおじさんが
ヒカルに何やら話しかけている
「親御さん呼んできて」
そのおじさんが 『お医者さん』であることが
ヒカルにも次第にわかってきた