≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
『確かに・・・霊能力は高いわね・・・』
じっと見ていると その男子生徒もこちらを見た
その瞬間
令子の記憶から何かが フラッシュバックしてきた
「令子・・・令子 ほら 急いで!」
「待っておばあちゃん 足が痛い!」
令子は自分の足を見た 小さい石の上や
大きい石の間を 裸足で走ってきたため
足は傷だらけになり
ひどい所からは 血が流れていた
「ダメ!急がないと間に合わない!
・・あの人を連れ戻さないと・・・!!」
令子は おばあちゃんに手を繋がれていたため
言うとおりに 走るしかなかった
「うあああああぁぁぁぁ・・・ん・・・」
令子は 幼い子供の泣き声を聞いた
「おばあちゃん ちょっと待って!」
令子は 繋いでいたおばあちゃんの手を引っ張った
その強さで おばあちゃんも立ち止まった
「ハァ ハァ ハァ…
ボク どうしたの?」
令子は男の子に尋ねた
男の子は
「おじいちゃんが・・いなくなった・・」
と答えた
それを聞いて 令子はおばあちゃんを振り返った
「そうなんだ!おばあちゃん この子迷子だよ!」
すると おばあちゃんは 的確にその子の
『行くべき所』を指で差した
「あっちよ」
じっと見ていると その男子生徒もこちらを見た
その瞬間
令子の記憶から何かが フラッシュバックしてきた
「令子・・・令子 ほら 急いで!」
「待っておばあちゃん 足が痛い!」
令子は自分の足を見た 小さい石の上や
大きい石の間を 裸足で走ってきたため
足は傷だらけになり
ひどい所からは 血が流れていた
「ダメ!急がないと間に合わない!
・・あの人を連れ戻さないと・・・!!」
令子は おばあちゃんに手を繋がれていたため
言うとおりに 走るしかなかった
「うあああああぁぁぁぁ・・・ん・・・」
令子は 幼い子供の泣き声を聞いた
「おばあちゃん ちょっと待って!」
令子は 繋いでいたおばあちゃんの手を引っ張った
その強さで おばあちゃんも立ち止まった
「ハァ ハァ ハァ…
ボク どうしたの?」
令子は男の子に尋ねた
男の子は
「おじいちゃんが・・いなくなった・・」
と答えた
それを聞いて 令子はおばあちゃんを振り返った
「そうなんだ!おばあちゃん この子迷子だよ!」
すると おばあちゃんは 的確にその子の
『行くべき所』を指で差した
「あっちよ」