≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
日村 令子は また フッと 笑った
今回は その 不敵な笑み に
オレも 同調して 笑うしかなかった
しかし その 笑いを 遮るかのように
「あなたが 私を呼んだのよ」
ときた
『はぁ~?!!』
なんで オレが 知り合いでもなんでもない
『アンタ!』 を 呼ぶんだ!
…でも …どういう事なんだ…
オレが 日村 令子を 『呼んだ』って…
いつからの話しだ
今? それともさっき助けに来てくれた時?
それとも 夢の中? その前に『全部使っていい』と
言った時? いや そもそも 『教育実習』で
来たこと自体を 言っているのか?
「奥村くん あなた…
ずっと 『孤独』だったんでしょ」
「…!!」
な なんだ いきなり!
日村 令子は 今度は クスッと笑うと
「だって… あなたの 『守護霊』が…
そう 言ってるわよ」
オレは 心臓が オレの肋骨を破って
飛び出すのではないかと思うほど
大きく鼓動を打った
『守護霊… 『霊』って… 言ったよな… 』
オレは その時の 自分を 思い浮かべると
記憶から 抹殺したいほど 舞い上がってたと思う
ずっと欲しかった お菓子をもらった 子供みたいに
はしゃいで 飛びついて かぶりついて それでもまだ
足りないくらい 興奮した感覚だった
勿論 17才らしく… 態度には出来る限り出さなかったけど…
今回は その 不敵な笑み に
オレも 同調して 笑うしかなかった
しかし その 笑いを 遮るかのように
「あなたが 私を呼んだのよ」
ときた
『はぁ~?!!』
なんで オレが 知り合いでもなんでもない
『アンタ!』 を 呼ぶんだ!
…でも …どういう事なんだ…
オレが 日村 令子を 『呼んだ』って…
いつからの話しだ
今? それともさっき助けに来てくれた時?
それとも 夢の中? その前に『全部使っていい』と
言った時? いや そもそも 『教育実習』で
来たこと自体を 言っているのか?
「奥村くん あなた…
ずっと 『孤独』だったんでしょ」
「…!!」
な なんだ いきなり!
日村 令子は 今度は クスッと笑うと
「だって… あなたの 『守護霊』が…
そう 言ってるわよ」
オレは 心臓が オレの肋骨を破って
飛び出すのではないかと思うほど
大きく鼓動を打った
『守護霊… 『霊』って… 言ったよな… 』
オレは その時の 自分を 思い浮かべると
記憶から 抹殺したいほど 舞い上がってたと思う
ずっと欲しかった お菓子をもらった 子供みたいに
はしゃいで 飛びついて かぶりついて それでもまだ
足りないくらい 興奮した感覚だった
勿論 17才らしく… 態度には出来る限り出さなかったけど…