≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
オレは 黙っている時間が惜しくて
オレから話しかけることにした
「先生… さっきの… 供養の事なんですけど…
あの 板の1枚に確か『坂本家・・・供養』って
書いてあったような…」
「『坂本家関係霊供養』ね」
「あっ そうそう ソレです!
あのヒト…っていうか あの…
昨日の『霊』… 坂本さんって
いうんですか?」
「いいえ『坂本家』に『関係』する『霊』ってことよ」
「はあ…いや オレのクラスに 『坂本』って奴が居て
オレ そいつと一番仲がいい…っていうか
気が合うんで 『坂本』って名前気になって…
まぁ でも そいつ ドジで おととい
雨の中濡れて帰ったら 風邪こじらせたみたいで
結局今回の登山 来てナイんですけど・・・
関係…ナイ…ですよね」
日村 令子は 淡々と前を見て歩いていたが
その目線を ようやくオレに向けた
「坂本くんと 仲…いいんだ…」
「は は…い」
日村 令子は オレの友人の坂本を
どうやら知っているらしい
オレから話しかけることにした
「先生… さっきの… 供養の事なんですけど…
あの 板の1枚に確か『坂本家・・・供養』って
書いてあったような…」
「『坂本家関係霊供養』ね」
「あっ そうそう ソレです!
あのヒト…っていうか あの…
昨日の『霊』… 坂本さんって
いうんですか?」
「いいえ『坂本家』に『関係』する『霊』ってことよ」
「はあ…いや オレのクラスに 『坂本』って奴が居て
オレ そいつと一番仲がいい…っていうか
気が合うんで 『坂本』って名前気になって…
まぁ でも そいつ ドジで おととい
雨の中濡れて帰ったら 風邪こじらせたみたいで
結局今回の登山 来てナイんですけど・・・
関係…ナイ…ですよね」
日村 令子は 淡々と前を見て歩いていたが
その目線を ようやくオレに向けた
「坂本くんと 仲…いいんだ…」
「は は…い」
日村 令子は オレの友人の坂本を
どうやら知っているらしい