キミの心Ⅰ-俺様王子のヨワミ-
…誰に刺されたかどうかは、誰にも分からないみたい。
その男のコもあたしが倒れてるのを目撃しただけだから、刺した本人は見てないんだって。
…刃物も持って行っちゃったらしい。
暗闇だったし、あたしも見えなかったから特徴とかも分かんないし…。
だから今調査中なんだって。
親にはあたしの携帯から調べて連絡してくれたって看護婦さんが言ってた。
「勝手に見ちゃってゴメンなさいね」
って言ってたけど、しょうがないもんね。お父さんとお母さんは今別室にいるみたい。
「後で来てもらうわね」
って看護婦がニッコリ笑いながら言った。
「もう、聞きたいコトはないかしら」
「はい。ありがとうごさいました」
あたしが知りたいのは助けてくれた男のコのコトだけだ。…だけど看護婦さんも名前を知ってるワケじゃないから…。
その時あたしは倒れた後のコトを思い出してみた。確か…
『…!大丈夫か!?杉山!!』
って声が聞こえた…ような…。
…!そうだよ!ってコトはその男のコはあたしのコトを知ってるってコトだよね…??
…それなら話は早いじゃん。
学校でその声の主を探してみよう。
…命の恩人を。
その男のコもあたしが倒れてるのを目撃しただけだから、刺した本人は見てないんだって。
…刃物も持って行っちゃったらしい。
暗闇だったし、あたしも見えなかったから特徴とかも分かんないし…。
だから今調査中なんだって。
親にはあたしの携帯から調べて連絡してくれたって看護婦さんが言ってた。
「勝手に見ちゃってゴメンなさいね」
って言ってたけど、しょうがないもんね。お父さんとお母さんは今別室にいるみたい。
「後で来てもらうわね」
って看護婦がニッコリ笑いながら言った。
「もう、聞きたいコトはないかしら」
「はい。ありがとうごさいました」
あたしが知りたいのは助けてくれた男のコのコトだけだ。…だけど看護婦さんも名前を知ってるワケじゃないから…。
その時あたしは倒れた後のコトを思い出してみた。確か…
『…!大丈夫か!?杉山!!』
って声が聞こえた…ような…。
…!そうだよ!ってコトはその男のコはあたしのコトを知ってるってコトだよね…??
…それなら話は早いじゃん。
学校でその声の主を探してみよう。
…命の恩人を。