アネモネ~儚い恋~
「ねぇ、リン………?」


「ん?」




「『原田康史』は生きてて、私は死んだ人間。どうすればいいの???」




「テストに受かる!!!」


「テストに………?」







でも、テストを受けてもし、受かったとしても………。











天界での出来事はすべて忘れ、私が人間界へ行く目的が分からなくなってしまう。













――――私が『原田康史』を好きだということも忘れてしまう――――


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