黒猫「夜」の惨殺劇
数粒食べた所で手が止まった。
「ゲホッ」
少年は大量の血を吐いて死んだ。
“あーあ…死んじゃったよ”
誰が処理するか分かってんの?
ボーッと屍を眺めていると、
ボコボコッと土が盛り上がった。
“!!”
驚いて見ていると、
出て来たのは人食いワーム。
“あーあ…番犬に見つかった”
ワームは少年の周りを一周すると、
バグッ
グシャッ
少年の胴に噛み付き、
土の中に引き摺り込んで行った。
< 32 / 42 >

この作品をシェア

pagetop