不良
「ふーん、まあいいや。じゃあな」


そう言って篠原は前からいなくなった。


うわー。転校生ってあいつかよ…………。


顔合わせにくー……。


俺はその時、亮太の事を思い出した。


振り返って亮太の席を見る。


席は空席だった。


やっぱし今日は休みか。


そう思って、また机に突っ伏して寝る。



そうしていると、いつのまにか寝ていた。


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