不良
俺は健太の話を聞いて、唖然としていた。

話の内容はこうだ。








健太は昨日、夜中の3時に目が覚めてしまった。

目が覚めても、病室だから何もすることが無いのでもう一回眠りにつこうとしたとき、廊下の方から足音がしてきた。

コツコツ………コツコツ 

足音のような音はどんどん病室に近づいて来ていた。

健太は怖くなり、布団をかぶって寝ようとした。

しばらく経って、起きてみると足音は聞こえなくなっていた。

健太は不思議に思って、廊下を見てみると………………病室の前にメスを持った看護婦が立っていた………。

< 11 / 141 >

この作品をシェア

pagetop