不良
「うーん…………暇かな?」


俺は軽く首を傾げながら言った。


「じゃあさ、今からゲームセンター行かない?」


かなり唐突。


「いいけどお前、帰らなくていいの?」


橋本の方を見て言った。


「大丈夫!」


橋本はニコッと笑ってそう言う。


「じゃあいいけど」


俺は前を向きなおした。


「じゃあ決定ね!」


橋本はそう言ってスキップをしながら俺の横を歩いた。


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