不良
母さんは、朝飯を作り終わって部屋に戻っていった。

…………スーツで料理ってなんか微妙だなぁ。


まあ、そんな事は置いといて、さっさと朝飯食って、学校行こう。


俺は飯を食うために、テーブルに座った。

でも、テーブルに1人で座るのは、かなり虚しい。

んな事はいいとして、さっさと飯食おう。





飯を食うのに10分かかんなかった。

今日は何かしら食うのが早かったなぁ。

早くしないと眠くなりそうだから、食器をキッチンに戻しにいって、部屋に戻った。


部屋に戻る途中に母さんが父さんを起こす声が聞こえた。

「ほら!お父さん!起きなさい!」

バキッ!

「早く!」

バキッ

「ううぅー」


………………父さんがうなってる。
起こすと言うより、殴ってるだろうな。

と考えながら部屋に戻った。
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