不良
亮太は少し驚いていたが、大した事じゃないと分かりなーんだとガッカリしていた。


「でさ、豪ちゃん!」

亮太に笑顔が戻る。

「なに?」

「健太が今日退院するんだよ!」


亮太も健太も凄くうれしそうだ。


もちろん、俺も嬉しい。

「じゃあさ、健太。退院祝いでどっか連れてってやるよ。何処がいい?」


亮太も賛成みたいだし、思いつきで聞いてみる。

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