不良
「ふん。」


そう言ってまた俺に近づいてくる。


吐き気はすでに引いていた。


俺はNo.3が来る前に走りだす。


そのまま殴りかかる。


正確には殴るような格好をする。


俺は右手で顔面を殴る格好をしたため、No.3の顔が左に傾く。


俺はNo.3の前で急ブレーキをかけ、そのまま右足でハイキックをする。


No.3の顔は左に傾いていたから、ギリギリのところで外れた。


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