不良
「フフ。そーでなくちゃな。だが、No.3を蹴り一発で倒した事は誉めてやろう」


「フン、そんな事はいーからさっさと来いよ。雑魚」

今まで笑っていた稲垣の顔から笑みが消えた。


「なに?俺が雑魚?ほぉ。言うやないか。」


稲垣はそう言うと俺に殴りかかってきた。


「後悔させたる!!」


俺はそのパンチをよけて、腹に膝蹴りを入れた。


「ガッ…………」


そう言って稲垣は倒れた。

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