兄と秘密の恋愛を
ピーポーピーポー・・


「美央は後で自分で来て。若葉病院よ」


「う・・うん」


お父さんとお母さんが救急車に乗り込み、
お兄ちゃんは眠ったままだ。


「じゃあね・・」


バタン!


ブロロロ・・・・・・


「う・・・・」


私はうずくまって泣いた。


理由は、


何だったのかな。


多すぎて、分からない。
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