兄と秘密の恋愛を
「わ・・久しぶりだあ」


「うん、何?」


「あのね、勉強教えてほしくて・・」


「ああ、いいけど、パパっと終わらせるから」


お兄ちゃんはイスを準備した。


「ここはxを代入して――」


「あ・・そっか!」


すっごく分かりやすい。
そういえばお兄ちゃん、秀才だったな・・


「ありがとー」


「じゃ、もう入ってこないでね」


「・・・?うん」


私はその言葉を不審に感じた。


ガチャ・・・


パタン
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