兄と秘密の恋愛を
禁断の恋
なんど、唇を重ねたか。


「俺、泣きそう」


「よかったね、記憶も戻って」


「うん」


お兄ちゃんの“男の顔”は
いつもと違って、キリッとしていた。


もう、彼氏、なんだね――


「絶対秘密」


「これは、やっちゃいけない事だから――」


やっちゃいけない事。


それでもあなたが好きだから――
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