兄と秘密の恋愛を
「え・・・」


「何してるの?」


ヤバイ、一瞬ばれたかと思ってしまった。


本気で、目が潤んだ。


「何・・も・・」


「そう?早く手伝って」


「う、うん」


お兄ちゃんを部屋に残して、私は部屋を出て行った。


パタン


「・・・~っ」


ばれたら、一緒にいられない。


絶対イヤ・・・・


こんな恋、しなければよかった。
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