兄と秘密の恋愛を
「ふぅ・・・っ」


こんな所、隼人に見られたら困る。


私は急いで部屋を出た。


「あっ」


そこには“お兄ちゃん”がいた。


「・・・美央・・目・・腫れてる」


「やっ・・・」


ドキン  ドキン


お兄ちゃんの指が、


肌が、


私の目に


触れた。
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