小さな事が幸せで…。


♪♪〜♪♪〜♪♪
メロディーコールが
耳もとで鳴り響く…。
切なくも2人が大好きで選んだ曲。



「もしもし…」
凜の声は淋しそうで
どこか冷たかった。


「好きな子って誰…や?」

俊太のかすれた声が
2人の時間を遅くさせる

「俊太には関係ないで?
関わらんといてや」


「でも俺、ほんまに凜の事
大好きなんよ…。
離れんとい……」


プープープ――――――。
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop