たった一度の恋だから
「ありがとう。君優しいね??」
その人はアタシに笑いかける。
きゃーん♪カッコいいじゃんこの人!!
でも…タイプじゃ…ないかも??
「いいえ、当然のことをしたまでです。」
ちょっとかしこまって言ってみた。
すると、その人はアタシの目を見つめた…
「あ、アタシの顔に何かついてます?」
「え?あぁッ!ごめんごめん!!
なんか君の顔どこかで見覚えが…?」
え?ナンパ??…じゃ無いよね?
それにこの制服…アタシもどっかで…。
「なんかゴメンね?ナンパしちゃってるみたいでw」
「いえ!大丈夫です!ってかアタシもどこかで見たかな?って思ってました!!」
そう言うと、その人はクスっと笑った。