たった一度の恋だから
「なんだw俺ら初めてなのに顔知ってたみたいだね。」
「ふふッそうですねw」
アタシとその人は顔を見合わせて笑った。
この人、、、感じいいな、、、
「なんか良く分かんないけど、こんな事も無いし、、、」
そう言ったその人の手にはアドレスが書かれた紙。
「・・・え?」
「俺、松江 渉(マツエ ワタル)。すぐそこの高等学校にかよってる。ちなみに15ねw」
15?!嘘!!アタシと同じ!!
「あ!アタシも15です!でもまだ中学で…」
「まぢで?!俺らすごいなww…名前は?」
「かッ奏です!!桃井奏!」
松江さんはにこっと笑うと、
「奏ちゃんね♪おけ!また会えるかな?」
「いつもこれくらいの時間にのってます…」
「じゃぁ会えるかもね!?」