ヴァンパイアKISS ~姫の王子?~


私たちは、全速力で2階から4階をのぼった。


息がきれて、汗さえかくほどだった。


「よし・・・美姫、行くよ」


「ちょ、ちょっと」


私は汗を拭きながら紗世についていく。


もう紗世の目には、転校生の人しか見えていない感じ。


そして


転校生の教室はスグにわかった。


「ココだね」


「見るからに・・・」


私たちは女子の塊があるクラスに出来ているのを見つけ、スグに分かった。


そこから少しでも見ようと、背伸びしている紗世がいた。


私は


仕方なく1人で廊下の窓によりかかって、涼んでいた。


すると


「ねぇ、彼女っ」


前から2人の男が私に話しかけてくる。








< 42 / 65 >

この作品をシェア

pagetop