ヴァンパイアKISS ~姫の王子?~
私たちは、全速力で2階から4階をのぼった。
息がきれて、汗さえかくほどだった。
「よし・・・美姫、行くよ」
「ちょ、ちょっと」
私は汗を拭きながら紗世についていく。
もう紗世の目には、転校生の人しか見えていない感じ。
そして
転校生の教室はスグにわかった。
「ココだね」
「見るからに・・・」
私たちは女子の塊があるクラスに出来ているのを見つけ、スグに分かった。
そこから少しでも見ようと、背伸びしている紗世がいた。
私は
仕方なく1人で廊下の窓によりかかって、涼んでいた。
すると
「ねぇ、彼女っ」
前から2人の男が私に話しかけてくる。