ラスト・メッセージ
スタジオの楽屋を飛び出して、美樹の名前を呼び続ける…。

だが、応答が無い。

「クソッ!」


こんな時に限って、空車が通らない。


ひたすら走ってタクシーを探す。


不安の波が俺を飲み込んもうとしている時に、一台の空車が通りかかる。


< 123 / 304 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop