ラスト・メッセージ
「美樹ぃぃぃ!
しっかりしろよぉ」

横たわる美樹を抱きしめて、必死に叫んだ…。


足元には、携帯とカミソリが落ちていた。


浴槽に漬けられた腕を見ると、手首を迷う事なく、切っていた………。


「何してんだよ、美樹ぃぃ?」


美樹は目を開ける事は無かった……。






「美樹いぃぃぃ!」




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