ラスト・メッセージ
一人の女を深く傷付けて、一人の女を幸せになんか、出来ないんじゃないか?


俺には、そんな資格が無いんじゃないか…?


自問自答していると、処置室から担当医が出て来た。


「あの……あいつは?美樹は……?」


「付き添いの方ですか?
傷口自体も、少し深く、出血も酷かったので……。」



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