ラスト・メッセージ
翌日、俺は美樹のいる病院へ急いだ。


ドアをノックして、病室に入った。


「章ちゃん……。」

「美樹、調子はどうだ?」


少し顔色は良くないが、顔付きはしっかりしていた。


「ボチボチでんなぁ?」


そう言って微笑んだ。


「美樹……。
すまなかった!」


俺は、土下座をして謝った。


こんな事して、許されるとは思っていない。


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