ラスト・メッセージ
「そうだな…。」


「さっ、水口さんビールどうぞ?」


グラスと瓶ビールを俺とお父さんの前に置いた。


「あ…いえ…その。少しだけ…話しして良いですか?」


「何だい?急に改まって。」


持っていた瓶を、テーブルに置いた。


「あの……りっ…稟さんと……結婚させて下さい!!」


お父さんに深く頭を下げた。






早く……何か言ってくれ……。





< 156 / 304 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop