ラスト・メッセージ
「お父さんと、章ちゃん何の話ししてるのぉ?」


話しが終わったところで、稟が来た。


「いや…お前の悪口言ってた。」


「んもぅ、章ちゃん!?」


「プッ……。
嘘、嘘。何でもないよ。病気…早く善くなるといいな?」


「うん。治さないとね。章ちゃんが、一流芸人になるまで見届けないとね。」


「はいはい。頑張りますよ。」


結婚式まで、五ヶ月。


頑張って仕事しないとな。


俺にも、守るべき
家族が出来たんだからな。


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