ラスト・メッセージ
「気持ち悪いよ?」

「そんな事ないよ。稟が、病気と戦った証拠だろ?
それに、胸目当てで結婚した訳じゃないから…。」


「章ちゃん……。」

上目使いで、俺を見る稟にキスをした。

やがてそれは深くなった…。


稟の声だけが部屋に響く。


唇を離して、稟を抱き抱えてベッドへ静かに、沈めた。


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