ラスト・メッセージ
「稟…玄関ではしたないぞ。」


ドアの方を見ると、頬を赤くした、お義父さんが、帰宅してた。


「いくら、新婚でも恥ずかしいだろ。」

「おっ…お義父さん!帰って来たんですか?」


「自分家に帰ってきちゃ悪いか?」


「お父さん、もっと気を効かせてよね」

頬を膨らませて、お父さんを見た。


「まあ……人前では慎みなさい。」


スゴスゴと、リビングへ行くお義父さん。


稟……王者か!


< 225 / 304 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop