ラスト・メッセージ
「章ちゃん……それ、本気で言ってるの?」


「当たり前だろ!
俺と、お前は夫婦だろ!!
奇跡を、起こそうぜ!!命僅かだからって、それが何だよ!跳ね返してやれよ!俺の子供の母親になるんじゃ、無かったのかよ!?
それが、お前の夢じゃ無かったのかよぉ……。
頼むよ……。
生きてくれよ…。」

「章ちゃん……。
ごめんね……。
ごめん…なさい。」

二人で、抱き合って、泣いていた……。

涙が、枯れるまで………。


ずっと……ずっと…。



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