ラスト・メッセージ
そんな時だった。

スタジオの入口付近に、紺色のパンツスーツに身を包んだ
一人の女性が目に入った。



美樹…?



まさかな?

ただの、他人の空似だ。

気にせず仕事に集中しようとするが、

視線を感じる。


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