ラスト・メッセージ
「好きです…水口さん。」

バスタオルを外して、美樹の総てをあらわにした。

そんな美樹を抱きしめた。

そっと俺を包み込む様に背中に回された手…。

俺も力を込めて抱きしめる。

髪の毛からは、ほのかにシャンプーの甘い匂いがして、俺の理性を剥がしていく……。


いや…。

美樹に逢った時点で、もう崩れていたのかも知れない…。


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