ラスト・メッセージ
とりあえず、俺達は少し洒落たレストランに入った。

美樹のお勧めな店だとか。

「落ち着いた雰囲気の店なんだな。
よく、来るの?」

先に出された水を、ゴクリと一口飲んだ。


「うん。
会社の女の子達とね、こないだ久しぶりに来たから、章ちゃんに紹介しようかなぁ…って思ってね」

「そうなんだ。
いい店だな。」

「でしょ?
ここのねぇ、ハヤシライス。
すっごい美味しいんだよ?」

「美樹が、そういうんなら、それにしようかな?」

「じゃあ、私も。」

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