あなたじゃなきゃ













夏が終わりに近づき始める季節





とうとう夏休みも終わって






始業式の日






みんな黒く焼けてた




私は焼けてない









夏らしいことをあまりしてないから





ま 来年でいいや








そもそも宿題や部活動に追われてそれどころじゃなかった






裕亮とは花火大会行ったけど






まだ私を心配してくれてるみたいで






特になんにもなかった







あ あってほしかった訳じゃないけど////








まぁとりあえず2学期…








学園祭に合唱コンに体育祭






メインイベントが目白押しのこの季節!






目一杯楽しむからいいんだっ♪










でも今日は席替えらしい…




裕亮と近かったわけじゃないけど今以上に離れちゃったら嫌だな…






ま 仲いいクラスだからどんな席だっていいんだけど







「くじ出席番号順に引いてけー」





先生が言った








「シュガーどこー?」

「俺20番の席」

「おっしゃ近い♪いっぱい話せるなー」

「授業中うるさいって苦情がきたら席前にするからなー」

「げっ…」




裕亮と大智(矢部大智;裕亮とかなり仲がいい♪私とも仲はいい♪)とまっつんの会話を聞いていた





私もくじを引いた





ら、






裕亮の後ろだった////






目が合って





笑っちゃった





< 122 / 221 >

この作品をシェア

pagetop