あなたじゃなきゃ

1スキッ目









ガチャ……








「はぁ…」







溜め息だけしかでない





考えるのは面倒で






自分のことも嫌いになりそうなくらい






後悔の念が押し寄せてきた。







馬鹿かあたしは。














~~次の日~~





「どうした?



元気なくね?」






裕亮が聞いてきた




「んっいや!そんなことない♪」





態度に出しちゃ駄目だ…




「ふーん?」






学校に着いてからも、



いつゆっちが来るのかびくびくしていた








意識しちゃだめだって…






「お、悠太おはよー」



ゆっち…



「はよー!」




心臓バクバクいってる…



どうしよう…





「はよ、岬」




いつもの笑顔で




こっちに来てくれた…



「あ…おはよ。」






ちょっと焦ったけど




友達なんだもん…





意識する必要なんてない






っていうか


私よりゆっちの方が無理してるはず






私がこんなんじゃ…




告白したことさえも後悔させちゃうよね…







ごめん、





ちゃんと…友達でいようね。








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