あなたじゃなきゃ






私が言うのも何なんだけど…





あれから少し落ち込み気味のゆっち…




柚希は微妙な距離を置いていたわけで




その気に仕方は好きな人に対するものだと私は思うので…




早く柚希が話しかけるのを待ってる。




ここで私が話しかけたって意味ないしね!







「真田くん、



どうかした?」





あっ…柚希…









今、話しかけたよね?






さりげなく近づいてみた。




「随分落ち込んでるね~」



柚希のあの感じ…


楽って捉えてくれればいいんだけど…(笑)




「そんなことないって」


「ま、これでも食べて元気出して!」


ん?あ!!


いいなぁ チョコ…(※ばか)



「…サンキュー」




やっぱりいいよ!!あの2人w




「なににやついてんだよ」


「わっ!!

びっくりしたぁ;;」


裕亮じゃん…


「さっきまで静かだったのにな?」


「今だって喋ってないもん!」


「顔がうるさかったんだよ」


はぁ!!??


「ムカつく!!」



いつもにましてムカつくんですけど!!!


「じゃあ帰りなんか奢る!」


「はぁ!?なんでそうなるの?」


「悪いことしたから奢らせろ!


俺行きてーとこあんだよ」



そっちが目的だな…




「いいけど」


悪いとは言えないよ





好きなんだもん









~~下校~~



「明日香ー!」


「あ待って、今日掃除当番!」


「んだよー」










「終わったよー♪」


「んじゃ行くか。」







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